4/21(月)ストーブ搬出
写真は第2体育館の前にずらっとならんでいるストーブです。本日全日制はお掃除の時間にストーブ搬出を行いました。数年前に、本校で会議があり、東京から何人か参加された方がいて、会議室でつけられていたストーブを指差し、「これ、何ですか?」とおっしゃったことがありました。
都会の人には、「何か」すらわからないんだ!という驚きがありました。県内の高校はまだ懐かしい煙突付きの石油ストーブを使っている学校が多いように思います。これまで勤めた学校はどこも石油ストーブだったように思います。自分が高校生のころから変わらない石油ストーブ。がんがん化石燃料を使うわけなので、決して環境にはいいわけではないと思いますが、結構あったかいです。教室内わりとあったかくなります。でも時間はかかりますね。半日くらいは教室の中でもジャケットを着たまま過ごしたり、ということもあります。昔ながらのストーブですが、点火が自動点火になったり、それなりに進化しています。昔は、マッチの火を中に染み出てきた灯油に落として点火する、という大変なスキルを必要とするつけ方だったので、だいぶ楽になりました。
石油当番が入れるのを忘れて、次の日焚けなかったり、いたずら小僧が多い学校では、石英の窓が割られたり、うっかりストーブに触れてジャンバーをとかしちゃったり、灯油が中にたまっちゃってつかなくなったり、ストーブにまつわるあるあるな話は昔から。石英の窓、というのは、ストーブの中の火の様子が見えるように小さな窓が胴体部分のまんなかへんについているのですが、これが、どうやらいたずらっ子は突っついてみたいようで、割られちゃうんですが、とても小さな窓なのに、割れてると全然あったかくないんですよね。不思議と。それを学んでからは、ストーブが入った日、通常の取り扱いの注意に加えて、「絶対に割るな!」ということを力を入れて注意してました。
今年は、ジャンバー溶けちゃう対策として、ストーブにカバーをつけてもらいました。
ストーブくんたち今年のお役目は終了です。整備をしてもらってまた秋に搬入されるまで半年間の眠りにつきます。
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